昨日の続き。


昨日のに早速コメントが入っており、少々浮かれ気分な今日この頃。(*‘▽‘)
さて、昨日の続きで今度は韓国について思うことです。




そう、竹島問題。




でも、僕は今「日本のものだ!」とか「独島は韓国のものだ!」とか断言は出来ない。
たとえ僕が日本人でも。たとえ僕が韓国人でも。






だって歴史ってさ、いろんな方向から見えるんだから。

いやな言い方すれば被害妄想にもできる。開き直ることも出来る。それは歴史というものが主観性から生まれてきたからだ。マルコポーロが「日本は金の国だ」と言ったのと同じように、その歴史を記した誰かの主観が、どうしても入り込む、それが歴史だと思う。極端に言えば、「源氏が平家を倒して鎌倉幕府を建てた」と「平家が源氏に倒されて鎌倉幕府を建てられた」とでは、主観が変わり、後者はもしかしたら平家の被害妄想になってしまうかもしれない。




じゃ、「客観的な歴史」は無いの?そこまで客観性を追求するなら、「1192作ろう鎌倉幕府」として覚えるしかない。それだけ。




竹島も同じ。僕はあまり竹島のことを授業で習った記憶はないんだけど、(地理とってなかったからか)韓国がいまこうして教科書に文句つけるのは、日本の開き直りか、韓国の被害妄想が少なからずあるからではないだろうか。歴史的根拠を、っていうけど、これみたいに主観の入った歴史を見ても結局いたちごっこになる気がする・・・。どうしたらいいんだろう。





領土問題って、なんか一番・・・汚い、国際問題だと思う。地球にあるその小さな島を、取りあいっこしているもっと小さな人間。誰のもの?ていうか、ほんとにそれ、人間のもの?って、思ってしまう。エゴイズム。かくいう僕も人間であって、日本という小さな島の小さいマンションの一室を「僕のもの」といって棲みついてるんだけど。でもそんなに揉めるんだったら、共同の島にすればいいのに。夢物語かなぁ。





まぁ戦争しないだけいいけど、せっかくBoAとかヨンさまとかでいい感じの日韓関係なのに、そんな1個の島で決裂するのってあまりに大人気ないよ。BoAがいなくなっていいの?(^^;)すいません、感情論になりすぎました。
今僕らが出来ること、それは、「客観的歴史」を知ろうとすること。いつからその問題は始まったのか、日本が、韓国が(中国の問題も然り)訴えるその根源を知ることだと思う。主観を交えずに。当事者である以上、難しいとは思う。でも、今のままでは悪くなる一方な気がしてならない。デモが起こるたびに「怖いですね」とまくし立てるだけのマスコミ。小泉総理が「ちゃんとして欲しいですね」といえば『痛烈に批判』とテロップが出る。



は?(゜Д゜)



そんな過敏反応より、もっと大切なことがあるだろ。竹島のこと何も知らずに歩いてる日本人に、少しでもこの問題を認識させるために、たとえば客観的歴史を伝えるとか。無知ほど恐ろしいものはないんだ。何も知らずに「中国なに変なことやってんの」と言う、そのことが、どんどん関係を悪化させていく。





うゎ、ほんとに長くなった。ここまで読んでくださって、ありがとうございます(笑)
きっと、少しずつなら変わっていける。日本も、韓国も、中国も。過去を知り、そして割り切って、新しいアジアが出来たらいいと願う。心から。